生涯学習講演会

生涯学習講演会レポート

2022年

多元的共生社会における
生涯学習を考えるシリーズ第29回

体験しながら学ぶ!
オンラインでも“つながる”ワークショップデザイン

講演者:
新井 英夫(体奏家・ダンスアーティスト)
開催日:
2022年9月3日(土)
会場:
オンライン(Zoom)

お互いを引き出しあう場づくりが大切

「朝ご飯を食べた人」だけカメラをオンにする。画面の中の相手と「鏡ごっこ」をやってみる。画面の相手とティッシュペーパーのような「見えないものを渡し合う」。オンラインワークショップは、コミュニケーションが難しそうというイメージがあるが、ちょっとした工夫で相手を感じ、場の共有を可能にする。
体奏家・ダンスアーティストの新井英夫さんは、「対面だと見逃しがちなことが、オンラインだからこそ拾えることがある」と言う。自分が好きな振る舞いをしていい、飽きたら何もせずボーっとしてもいい。必ずしも全員が盛り上がって参加しなくてもよいのだと、多様性を体感することも大事。オンラインでここまでできることに驚かされたワークショップ、約70名の参加者と体感した。

多元的共生社会における
生涯学習を考えるシリーズ第28回

人生100年時代 プレイフルで行こう!

講演者:
上田 信行(同志社女子大学名誉教授、ネオミュージアム館長)
山崎 和彦(武蔵野美術大学教授、Xデザイン学校共同代表)
苅宿 俊文(青山学院大学社会情報学部教授、Ph.D.(Ed))
開催日:
2022年3月19日(土)
会場:
オンライン(Zoom)

自分なりの「プレイフル」を見つけよう

「ドキドキ」と「ワクワク」が共存する「プレイフル」という言葉。誰と、どんな場所で、どんな話をするときに使うかで変わってくる言葉で、「プレイフル」の提唱者である上田先生にとっては飽きない言葉。オランダの国際会議に招かれ「プレイフル」という言葉に出会ったときのワクワク感が伝わってくる上田先生のエピソードに対し、苅宿先生は、ご自身なりの「プレイフル」の解釈を共有してくれた。真面目にやり続けて、固くなっているものをほぐしていく。それが私の解釈のプレイフル。さらに山崎先生はデザインの世界での解釈を披露。「すべての道具、デザインはプレイフルであるべき。子供がおもちゃを楽しむように道具を楽しむ、そういうようなものがデザインとしてあるべき。」と語ったイタリアのデザイナーの言葉を紹介した。三者三様の「プレイフル」の解釈を共有した後、「プレイフル」をテーマとしたグループ対話を行った。

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