コスチュームジュエリーアワード 2023
横浜赤レンガ倉庫
主催:コスチュームジュエリーアワード実行委員会
当財団が後援し、協賛会員の株式会社オールアバウトライフワークスが実行委員会を運営する「コスチュームジュエリーアワード 2023」が開催されました。
当アワードは2年に1度開催されています。2023年1月26日〜29日、横浜赤レンガ倉庫のイベントスペースにて展示され、最終日には表彰式が行われました。コスチュームジュエリーとは、デザインを最優先して、貴金属や宝石ではなくガラスビーズや模造真珠などを使ったアクセサリーの総称。フランスの代表的デザイナーであるココ・シャネルが提唱し、ニューヨーカーやハリウッド女優たちの支持を得て世界に広がりました。
今回のテーマとして「地域の美を表現したコスチュームジュエリー部門」「ペアで楽しむコスチュームジュエリー部門」「新時代の個性表現! マスクファッション部門」の3部門が提示され、寄せられた329点の中から124点の力作が入賞し、会場に展示されました。
ファッションデザイナーで実行委員会会長の桂由美氏は、「コロナで不安な中でも皆さんが集中して作品に取り組んだのが伝わってきて、励まされる思いです。海外からの出展も増えています。日本の皆さんも自信を持って、伝統と革新を世界に向けて表現していってください」と総評で述べました。
生涯学習開発財団賞を含む上位入賞作品を紹介します。
受賞作品
〈グランプリ〉文部科学大臣賞
高橋 由美氏 「山形の夏まつり・花笠」
〈ゴールド賞〉桂由美賞
林 洋子氏 「結・束ね熨斗」
〈シルバー賞〉生涯学習開発財団賞
松井 亜紀子氏 「花鞠」
〈ブロンズ賞〉産経新聞社賞
中田 啓子氏 「ICMOS」
財団理事の佐藤梨奈から財団賞を授与した。
「今回の受賞によって、仕事の受注制作にも生徒の指導にも自信を持って臨めます」と松井氏。