生涯学習開発財団賞

LLメンバーズのコンテストを支援

第18回 銀粘土でつくる
シルバーアクセサリーコンテスト国際展

東京池袋・東京芸術劇場ギャラリー
主催:銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト実行委員会

財団後援事業の一つで隔年開催の「第18回銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト国際展」は、2023年9月27日~10月1日、東京・池袋の東京芸術劇場展示ギャラリーにて開催され、入賞33作品、入選192作品が展示されました。期間中の9月29日にはリビエラ東京にて入賞者の表彰式が行われ、文部科学大臣賞(グランプリ)を受賞した富山県の稲田美由起さんほか素晴らしい作品と作者が紹介されました。恒例の生涯学習開発財団奨励賞(準グランプリ)は兵庫県の浅田雅子さんが受賞され、財団理事・佐藤梨奈が授与しました。また、参議院議員でアートクレイ倶楽部名誉会長の橋本聖子氏が記念品のプレゼンターを務めました。

東京芸術劇場ギャラリーでの展示
リビエラ東京での表彰式
プレゼンター各位
審査員各位

アートクレイシルバー(銀粘土)は、財団協賛会員の(株)オールアバウトライフワークスが提供する「楽習フォーラム」の人気講座の一つ。銀粘土は自由に成形できる粘土状の素材で、焼き上げると純銀に変わります。LLメンバーズの相田化学工業(株)が、銀製品をリサイクルするために生み出し提供しているものです。

表彰式の冒頭、ジュエリーデザイナーで審査員長の三木稔氏は、「回を重ねるごとに技術や造形の美しさが高まっています。海外からの出展も多く、審査員も毎回新しい発見があります。アートクレイ銀粘土の表現の可能性はどんどん広がっていますので、皆さん楽しみながら作品づくりをしていきましょう」とあいさつの中で述べました。

三木稔審査員長
「生涯学習開発財団奨励賞」を授与される準グランプリの浅田氏(右)と財団理事・佐藤梨奈
出席者全員で記念写真

受賞作品 テーマ:物語 Stories

〈グランプリ〉文部科学大臣賞

稲田 美由起氏(富山県)
新木目金・練り込み部門 「魔女の夜会」

稲田氏コメント:今回のテーマ「物語 Stories」から浮かんだのは魔法使い。自分は魔界の指輪職人で、魔女の3姉妹から指輪を頼まれ個性に合わせて制作した。3週間ほどの制作期間はずっと空想の世界で生きていた。

〈準グランプリ〉生涯学習開発財団奨励賞

浅田 雅子氏(兵庫県)
リング部門 「甘い記憶」

浅田氏コメント:春に見つけた野の花3種の花弁を1枚ずつ造形しリングにした。野の花で花冠をつくって遊んだ幼いころの甘く幸せな時間は、今の私へと続く物語の1ページ。

〈準グランプリ〉アートクレイ倶楽部会長賞

緑川 裕子氏(栃木県)
アクセサリー部門 「冬の朝の散歩道」

緑川氏コメント:寒い冬の朝、外に出ると霜に覆われた白い世界が広がり、ところどころに霜柱も顔を出す。朝日に照らされキラキラと輝きを放つ、心ときめく散歩道を表現した。

銀粘土コンテストのWebサイトではその他の入賞作品もご覧いただけます。
第18回 銀粘土でつくるシルバーアクセサリーコンテスト国際展入賞作品

次回2025年度の開催情報はこちら
銀粘土アートクレイシルバー公式サイト

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