第17回 銀粘土でつくる
シルバーアクセサリーコンテスト国際展
東京池袋・東京芸術劇場ギャラリー
主催:アートクレイ倶楽部
財団が後援し、アートクレイ倶楽部(相田化学工業主宰)が隔年開催する「シルバーアクセサリーコンテスト国際展2021」が、12月21日から26日まで、東京・池袋の東京芸術劇場ギャラリーにて開催された。
24日には、十分なコロナ対策のもと表彰式がとりおこなわれ、橋本聖子名誉会長が「東京2020のメダルは、国民の皆さんの不使用の携帯電話など都市鉱山から集めて作られた。相田会長はずっと前からそれに取り組み、資源の再生と文化の振興を同時にされている」と事業の意義を讃えた。
グランプリ受賞は川島和代さん。「コロナ禍で時間はあるが浮かない日々。ひらめかない中で手を動かしていたが、最後に熱い思いが高まって走り抜けた。銀粘土やみなさんとの出会いに感謝したい」。生涯学習開発財団奨励賞の狩野良行さんは「挑戦したかった四神で受賞できうれしい。師匠の助言で自立させられた」と受賞の声。
審査委員長でジュエリーデザイナーの三木稔氏は、「グランプリ作品は身につけても写真に撮られても美しい。見たこともない作品で感動させてほしい」と述べた。
最後に相田征一会長から次回2023年のテーマ「物語」が発表され、「グランプリを2度受賞した人はまだいないので、ぜひ挑戦してほしい」と鼓舞した。
受賞作品
〈グランプリ〉文部科学大臣賞
川島和代氏(栃木県)
〈準グランプリ〉生涯学習開発財団奨励賞
狩野良行氏(神奈川県)
〈準グランプリ〉アートクレイ倶楽部会長賞
Astari G. Swatantri氏(フィンランド)