生涯学習情報誌
シリーズ 社会起業家バックナンバー
私たち生涯学習開発財団は、「社会事業の育成」をこれからの社会に必須と捉え、よりよい社会づくりに取り組む方々を支援しています。
当財団発行の月刊誌「生涯学習情報誌」から、社会起業家のインタビューやイベントをご紹介します。(PDFが開きます)
【2012年11月号】
NPOミャンマーファミリー・クリニックと菜園の会代表 名知仁子氏に聴く
「2時間待って、診察3分」。こうした日本の医療を疑問に思っていた名知さんの事業は、ミャンマー農村部における、医療、衛生、栄養問題を改善し、この活動に参加する日本の若手医師を通して、日本の医療モラルも変えていくこと。ミャンマ−・日本、両方の問題解決を目指している。
【2012年10月号】
シュアールグループ代表 大木洵人氏に聴く
東アジア初のアショカ・フェローに認定された大木さんは、オンラインの手話辞書や、手話による観光案内事業を展開している。手話への強い興味と、アイデアを形にする技術があること。起業を選んだ理由だ。ビデオチャットを通じた遠隔手話通訳も行い、聴覚障害者の社会参加を進めている。
【2012年5月号】
NPO松江シティスポーツクラブ理事 鬼頭弘茂氏に聴く
島根に移り住み、サッカーチームを作る。さらに子どものサッカー教室を開き、チームのバスを高齢者の買い物に利用してもらう。次々とアイデアを実現していく鬼道さん。スポーツで社会貢献したい熱意が、島根と結びついた。NPO運営による松江シティFCは、2020年J2入りが目標だ。
【2012年3月号】
社会起業大学ソーシャルビジネスグランプリ2012冬
2012年2月5日に開催されたこの大会には、今回、6人のファイナリストを迎え、熱心なプレゼンテーションが行われた。グランプリは、「大人のひきこもり」を支援するプログラムを発表した川初真吾さんに。「インド農村で雇用創出」「被災地で新しい生き方を創る」といった提言もあった。
【2012年3月号】
アショカ・ジャパン「東北ユースベンチャー」発表会 報告
3.11震災後、若者たちの「何かをしたい」という気持ちを受けて立ち上げられた、「東北ユースベンチャー」。そのキックオフイベントが、2012年1月27・28日に仙台市、1月29日東京にて行われた。「言うだけでなくアクションを」と訴えた東京での発表は、来場者に強い印象を与えた。
【2012年1月号】
社会起業大学 田中勇一氏に聴く
「お金や政治に振りまわされない社会」。大手銀行に勤めていた、現社会起業大学理事長の田中氏は、それは実現可能なのだと信じている。ではどうすれば。「一人ひとりが自分の役割に気づき、精神的にも経済的にも自立した個人になること」。目指しているのは「世界一の社会起業家集団」だ。